北海道をクルマで旅していると、つい立ち寄りたくなるのが「道の駅」です。
ところが北海道には道の駅がたくさんあるため、「結局どこがおすすめなの?」「限られた旅行日程なら、どこに寄ればいい?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
私は2023年に北海道の道の駅スタンプラリーに参加し、北海道の道の駅をすべて実際に巡りました。
この記事では、全駅を巡ったうえで「北海道へ行ったら、また寄りたい」と思った20駅を紹介します。
施設の大きさや知名度だけではなく、絶景、グルメ、買い物、温泉、周辺観光、そして実際に訪れたときの印象を含めて選びました。
北海道ドライブの立ち寄り先を探している方はもちろん、「せっかく北海道へ行くなら印象に残る道の駅へ行ってみたい」という方にも参考になると思います。
北海道の道の駅おすすめ20選を一覧で比較
まずは、今回紹介する20駅を一覧にしました。
北海道旅行の日程が短い場合は、すべて回ろうとせず、旅のルートに近い道の駅を2~3駅選ぶだけでも十分楽しめます。
| 道の駅 | エリア | 主な魅力 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ぐるっとパノラマ美幌峠 | 道東 | 屈斜路湖の絶景 | 絶景ドライブを楽しみたい人 |
| あいおい | 道東 | 鉄道遺産・クマヤキ | 鉄道やローカルな雰囲気が好きな人 |
| うとろ・シリエトク | 知床 | 知床観光の拠点 | 知床をじっくり巡りたい人 |
| 流氷街道網走 | オホーツク | オホーツク海・網走観光 | 網走を観光する人 |
| 北前船 松前 | 道南 | 海・歴史・松前観光 | 北海道の歴史を楽しみたい人 |
| 厚岸グルメパーク | 道東 | 牡蠣・海産物 | 北海道グルメを楽しみたい人 |
| サーモンパーク千歳 | 道央 | 施設充実・アクセス | 家族旅行や空港利用者 |
| なかさつない | 十勝 | 農産物・十勝グルメ | 十勝の食を楽しみたい人 |
| ニセコビュープラザ | 道央 | 農産物・ニセコ観光 | 地元野菜を買いたい人 |
| だて歴史の杜 | 道央 | 農産物・買い物 | 自炊旅や買い出しを楽しみたい人 |
| しんしのつ | 道央 | 温泉と組み合わせやすい | ドライブの疲れを癒やしたい人 |
| 森と湖の里ほろかない | 道北 | そば・道北らしい風景 | 観光地化されすぎない北海道が好きな人 |
| びふか | 道北 | 国道40号の休憩拠点 | 稚内方面へ向かう人 |
| 忠類 | 十勝 | ナウマン象・地域の歴史 | ちょっと変わった場所が好きな人 |
| 摩周温泉 | 道東 | 摩周湖・屈斜路湖観光 | 弟子屈周辺を巡る人 |
| おびら鰊番屋 | 道北 | 日本海・ニシン文化 | オロロンラインを走る人 |
| てしお | 道北 | 道北らしい旅情 | 稚内へ向けて北上する人 |
| わっかない | 道北 | 日本最北の道の駅 | 北海道最北端を目指す人 |
| スワン44ねむろ | 根室 | 風蓮湖・道東の自然 | 根室・納沙布岬へ向かう人 |
| 知床・らうす | 知床 | 海産物・知床の自然 | 羅臼側の知床を楽しみたい人 |
迷ったら、「絶景」「グルメ」「温泉」「北海道らしい風景」のどれを楽しみたいかで選ぶと、道の駅選びがしやすくなります。
北海道の道の駅は「大きさ」より「何を楽しみたいか」で選ぶ
北海道の道の駅を全部巡って感じたのは、単純に「施設が大きい道の駅ほどおすすめ」というわけではないことです。
観光施設のように充実した道の駅もあれば、小さな売店とトイレが中心の道の駅もあります。
それでも、目の前に北海道らしい風景が広がっていたり、地元で採れた野菜が並んでいたり、その地域ならではの食べ物を見つけたりすると、「ここはいいな」と思うものです。
今回の20駅は、次のような視点で選びました。
- 景色や立地が印象に残った
- 北海道らしい食べ物や特産品がある
- 温泉や休憩施設と組み合わせやすい
- 周辺観光とセットで楽しみやすい
- 全駅巡ったあとでも、もう一度立ち寄りたいと思った
いわゆる施設の豪華さだけで順位をつけたランキングではありません。
実際に北海道を旅した一人の旅行者として、「また行きたい」という気持ちを基準にしています。
絶景を楽しみたい北海道の道の駅おすすめ5選
1.道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠

北海道の道の駅を一つだけ挙げてと言われたら、かなり迷いますが、美幌峠は有力候補です。
最大の魅力は、展望台から眺める屈斜路湖です。駐車場にクルマを停めて少し歩くだけで、北海道らしい雄大な景色を見ることができます。
晴れた日の眺めはもちろんですが、雲や霧が流れる日にはまた違った雰囲気があります。
網走方面と弟子屈方面を移動するなら、単なる休憩ではなく「目的地の一つ」として寄りたい道の駅です。
より詳しい施設情報や実際に訪れたときの様子は、こちらの記事で紹介しています。
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道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠|訪問記レビュー・車中泊は可能?
北海道の美幌峠に位置する道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠は、北海道を代表する自然景観を楽しむための素晴らしいスポットです。 絶景の展望台: 道の駅には、美幌峠の頂上に位置する展望台があり、ここからは屈斜 ...
2.道の駅 あいおい

道東を走るなら、また寄りたいと思うのが「あいおい」です。
華やかな大型施設ではありませんが、どこか昔ながらの北海道旅行を感じさせる雰囲気があります。
旧国鉄相生線の北見相生駅跡にあり、鉄道に関係する展示も楽しめるため、鉄道好きなら特に面白い場所です。
そして「あいおい」といえばクマヤキ。
こうした「その道の駅だからこそ楽しめるもの」がある場所は、旅の記憶にも残ります。
3.道の駅 うとろ・シリエトク

知床へ行くなら、立ち寄っておきたい道の駅です。
ウトロ市街地にあり、知床観光の情報収集にも使いやすい場所です。
知床五湖、知床峠、ウトロ周辺の観光と組み合わせやすく、道の駅単体というより、「知床観光の入口」として利用すると便利です。
4.道の駅 流氷街道網走

網走観光とセットで立ち寄りやすい道の駅です。
オホーツク海沿いを走る旅は、それだけでも北海道らしさを感じられます。
網走監獄など周辺の観光スポットと組み合わせて、一日ゆっくり楽しむルートにも向いています。
5.道の駅 北前船 松前

北海道の南端エリアを巡るなら立ち寄りたい道の駅です。
松前は北海道の中でも歴史を強く感じられる町なので、道の駅だけではなく松前城など周辺観光と一緒に楽しむのがおすすめです。
道東や道北とは違う北海道の景色を楽しめるのも魅力です。
グルメ・買い物を楽しみたい北海道の道の駅おすすめ5選
私が道の駅巡りで楽しみにしていることの一つが買い物です。
有名なお土産だけではなく、地元の野菜、海産物、味噌、醤油、その土地のお酒などを見ると、北海道を旅している実感がわいてきます。
6.道の駅 厚岸グルメパーク

名前の通り、グルメを目的に立ち寄りたくなる道の駅です。
厚岸といえば牡蠣。
北海道には海産物がおいしい地域がたくさんありますが、地域の名物がこれだけ分かりやすい場所は旅行者にとっても楽しみやすいです。
厚岸周辺を通るなら、昼食や夕食の時間に合わせて訪れるのもいいでしょう。
7.道の駅 サーモンパーク千歳

新千歳空港方面から利用しやすく、北海道旅行の最初や最後にも組み込みやすい道の駅です。
施設が充実しているため、初めて北海道の道の駅へ立ち寄る人や家族旅行にも向いています。
8.道の駅 なかさつない

十勝を走るときに立ち寄りたい道の駅です。
十勝は農業や酪農が盛んな地域なので、道の駅や直売所を覗くだけでも北海道らしい「食」を楽しめます。
帯広周辺を観光するときには、有名観光地だけを急いで回るのではなく、道の駅へ寄りながら移動するのもおすすめです。
9.道の駅 ニセコビュープラザ

ニセコ周辺を走るなら定番ともいえる道の駅です。魅力の一つが農産物。
クルマ旅なら、道の駅で買った野菜をその日の夕食に使うという楽しみ方もできます。
観光地を見るだけではなく、地元の食材を買って食べると、北海道旅行が一段と身近に感じられます。
10.道の駅 だて歴史の杜

伊達周辺を通るときに立ち寄りやすい道の駅です。
農産物などの買い物も楽しめるため、自炊をしながら北海道を旅する人にも相性があります。
温泉や休憩と組み合わせたい北海道の道の駅おすすめ5選
北海道旅行では、どうしても一日の走行距離が長くなります。
そのため、道の駅を観光スポットとしてだけでなく、休憩する場所として考えることも大切です。
11.道の駅 しんしのつ

温泉と組み合わせやすいのが魅力です。
長距離を走ったあとに温泉へ入り、早めに一日を終える。北海道を何日もかけて旅するなら、こうした時間も大切になってきます。
12.道の駅 森と湖の里ほろかない

幌加内といえば、そばを思い浮かべる人も多いでしょう。
周辺には北海道らしい風景が広がり、道北へ向かう途中に立ち寄ると「ずいぶん遠くまで来たな」と感じられる場所です。
有名観光地だけではない北海道を楽しみたい人にも向いています。
13.道の駅 びふか

国道40号を北上し、稚内方面へ向かう旅で利用しやすい道の駅です。
北海道では目的地まで100km以上走るような日もあります。
そんなときは、道の駅を「次の観光地」ではなく「途中でしっかり休む場所」と考えると旅に余裕ができます。
14.道の駅 忠類

十勝南部を旅するときに立ち寄りたい場所です。
ナウマン象で知られる忠類は、北海道の中でも少し変わった歴史を持っています。
道の駅巡りをしていると、それまで知らなかった地域の歴史に出会うことがあります。それも道の駅旅の面白さです。
15.道の駅 摩周温泉

弟子屈周辺を観光するときに立ち寄りやすい道の駅です。
摩周湖、屈斜路湖、硫黄山、美幌峠などと組み合わせやすく、道東観光の途中に利用しやすい場所です。
「北海道らしさ」を感じてまた行きたい道の駅おすすめ5選
最後の5駅は、施設の大きさだけでは評価できないけれど、私自身の記憶に強く残っている場所です。
16.道の駅 おびら鰊番屋

日本海側を北上するオロロンラインの途中にあります。
ここは建物そのものにも雰囲気があります。
小平周辺では少し時間を取って、ニシン漁で栄えた北海道の歴史にも触れてみると、道の駅の印象がより深くなります。
17.道の駅 てしお

道北の日本海側を旅するときに立ち寄りたい道の駅です。
このあたりまで来ると、札幌周辺とは景色も雰囲気もかなり違ってきます。
稚内を目指して北上する途中、「いよいよ北海道の北まで来たな」と感じられるのも旅の楽しみです。
18.道の駅 わっかない

日本最北の道の駅として知られる場所です。
「最北」というだけでも、北海道を旅する人にとって特別な意味があります。
宗谷岬と組み合わせれば、北海道の北端まで来たという達成感も味わえます。
19.道の駅 スワン44ねむろ

根室方面へ向かう道東旅で立ち寄りたい道の駅です。
風蓮湖に面した立地が魅力で、道東らしい自然を感じられます。
時間に余裕があれば、納沙布岬まで足を延ばして北海道の東端を目指してみるのもいいでしょう。
20.道の駅 知床・らうす

最後に選んだのは知床・らうすです。
同じ知床でもウトロ側とは雰囲気が違い、海と山が近く、羅臼らしい海産物も楽しみの一つです。
知床峠を越えて「うとろ・シリエトク」と「知床・らうす」の両方を巡るルートは、北海道ドライブの中でも印象に残りやすいコースです。
北海道の道の駅巡りを楽しむ3つのコツ
北海道の道の駅は数が多いため、全部を一度の旅行で回ろうとすると、どうしても忙しい旅になりがちです。
旅行日程が限られている人ほど、次の3つを意識すると楽しみやすくなります。
- 目的を一つか二つ決めて道の駅を選ぶ
- 観光地と道の駅をセットにしてルートを作る
- 一日の訪問駅数を増やしすぎない
目的を決めると道の駅を選びやすい
たとえば、「景色を楽しみたい」なら美幌峠、「海産物を楽しみたい」なら厚岸や羅臼というように選べます。
自分が何をしたいのかを最初に決めると、限られた日程でも満足しやすくなります。
周辺観光とセットで考える
道の駅だけを点として考えるより、周辺観光とセットにしたほうが北海道旅行は面白くなります。
たとえば、摩周温泉なら摩周湖や屈斜路湖、美幌峠。わっかないなら宗谷岬。北前船松前なら松前城という具合です。
一日に回る駅数を増やしすぎない
北海道の道の駅スタンプラリーをしていると、「あと1駅行ける」「もう2駅回りたい」となりがちです。
しかし、あとから思い出すのはスタンプの数より、そこで見た景色や食べたものだったりします。
初めて道の駅を巡るなら、「何駅回ったか」より「どんな時間を過ごしたか」を大切にするのがおすすめです。
北海道の道の駅おすすめ20選に関するFAQ
北海道で一番おすすめの道の駅はどこですか?
一つだけ選ぶのは難しいですが、絶景を重視するなら「ぐるっとパノラマ美幌峠」は特に印象に残る道の駅です。
一方、グルメなら厚岸グルメパーク、北海道最北端の旅ならわっかない、知床観光ならうとろ・シリエトクや知床・らうすなど、旅の目的によっておすすめは変わります。
北海道旅行で道の駅は何駅くらい回るのがおすすめですか?
観光も楽しむなら、一日に訪れる道の駅を詰め込みすぎないほうが余裕があります。
走行距離や観光予定にもよりますが、旅の途中に数駅を組み込むくらいから始めると楽しみやすいでしょう。
北海道の道の駅はグルメ目的でも楽しめますか?
楽しめます。
海産物、農産物、乳製品、ご当地料理、ソフトクリームなど、その地域ならではの食べ物に出会える道の駅があります。
特にクルマ旅なら、農産物直売所などで地元食材を買って夕食に使うのもおすすめです。
道の駅だけを目的に北海道を旅行しても楽しめますか?
十分楽しめると思います。
実際に道の駅を巡ってみると、観光地だけでは分からない地域の歴史や食文化、風景に出会うことがあります。
ただし、道の駅だけを急いで回るより、周辺観光や温泉、地元スーパーなども組み合わせると、旅に幅が出ます。
北海道の道の駅を全部回るならスタンプラリーがおすすめですか?
全駅を巡る目標が欲しい人には、スタンプラリーは旅のきっかけになります。
一方で、全駅制覇を意識しすぎると移動中心になってしまうこともあります。
最初はエリアごとに少しずつ巡り、自分のペースで楽しむのもいいでしょう。
まとめ|北海道の道の駅は「また行きたい場所」で選んでみよう
北海道の道の駅をすべて巡ってみると、それぞれの駅にまったく違った魅力があることが分かります。
絶景を楽しめる駅、海産物がおいしい駅、地元野菜を買いたくなる駅、温泉と組み合わせたい駅、鉄道や地域の歴史を感じられる駅など、楽しみ方は一つではありません。
今回紹介した20駅も、単純な順位ではなく、私自身が「北海道へ行ったら、また寄りたい」と思った場所を中心に選びました。
北海道旅行の日数が限られているなら、20駅すべてを回る必要はありません。
旅のルート上にある2~3駅を選び、少しゆっくり立ち寄ってみてください。
道の駅を単なる休憩場所ではなく、一つの旅先として楽しむと、北海道ドライブはさらに面白くなります。
そして時間に余裕があれば、予定になかった小さな道の駅にも立ち寄ってみる。
そんな寄り道の中から、自分だけの「また行きたい道の駅」が見つかるかもしれません。


















